カーリースの残価を徹底解説|知らずにリース契約してはいけません

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残価

新車や中古車の利用方法として、カーリースの需要が高まっています。

毎月定額で好きな時に利用できるカーリースは、レンタカーより便利だし、クルマを購入するよりは気軽に手が出せます。

そんなカーリースでよく聞くのが『残価設定』です。

この残価設定という言葉は、普段あまり聞きなれないので、きちんと理解している人の方が少ないかもしれません。

この記事を読むことで、カーリースの残価設定について理解することができます。

また残価設定を理解した先の、メリットやデメリットについても触れていますので、ぜひ最後までご覧ください。

もくじ

残価設定とは、未来のクルマの価値を設定すること

リースの契約年数に応じ、未来の車両価値としていくら残すかを設定することを残価設定といいます。

これだけだとちょっとわかりにくいと思うので、具体的な例で解説します。

5年間のカーリースを利用。

クルマは300万円で、残価率を30パーセントと仮定した場合。

※ここではわかりやすく解説するため、クルマの諸費用や税金、メンテナンス代、リース料率(オートローンでいう金利)などは全て無視して解説します。

300万円-90万円=210万円

210万円÷60(5年)=35000円

毎月35000円のリース料を払い続けることで、300万円のクルマに乗れる。

でも、ここでちょっと疑問が残ります。

残価設定で差し引いた90万円が残っていますよね。

毎月35000円を5年間払い続けても、合計210万円にしかなりません。

でも、クルマはもともと300万円しました。

では、残りの90万円は、どうなるのでしょうか?

じつはカーリースには、2種類の契約が存在します。

ひとつをオープンエンド契約、もうひとつをクローズドエンド契約といいます。

残価設定した残りの90万円は、これらふたつの契約で、それぞれ全く異なるあつかいとなります。

残価設定のメリットとデメリット

メリット

・残価設定した分、毎月のリース料が安くなる。

デメリット

・残価を除いた部分は支払わないといけないので、途中でやめることができない。(中途解約不可)

・リース料率(オートローンでいう金利)は、残価も含めた部分に対してかかる。先ほどの例でいえば、残価を引いた210万円ではなく、300万円に対してリース料率がかかる。

まとめ

残価設定とは、将来のクルマの価値としていくら残すのかを設定することです。

残価設定することで、毎月の支払金額を抑えることができますが、リース料率が無駄にかかるのと、途中でやめることができません。

残価設定はカーリース以外に、残価型クレジットでも使われています。

現金一括派ではなければ、オートローンか残価設定型のどちらか自分に合う方を選ぶと良いでしょう。

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