洗車後はタオルで拭き上げ不要か?知らないと後悔する水シミ対策とは

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洗車後拭かないと

突然ですが、質問します。

あなたは洗車後に、車のボディをしっかり拭き上げしていますか?

もし時間をかけて手洗い洗車したのなら、きっと丁寧に拭き上げするでしょう。

でも真夏の炎天下だとして、汗だくになりながら洗車なんてしたくない・・・。

でも車は真っ黒でみっともない。

そんな時に活躍するのが、ガソリンスタンドなどにあるコイン洗車機。

ココです!!この時に迷うんですよね・・・、拭き上げするかどうか。

この何気ない疑問、解決していきましょう。

もくじ

コイン洗車機でもきちんと拭き上げすべき理由

コイン洗車機、いわゆるドライブスルー洗車。

その手軽さから、洗車後はそのまま走り去った時の風で自然乾燥。

愛車よ、また涼しい時にしっかり手洗い洗車すると誓うから、今日は拭き上げなしで御免。

筆者は昔スタンドで働いていたこともあり、そんなお客さんをよく見かけてました。

しかし実はこれ、本当に良くないんです。

自然乾燥で水分だけ蒸発させると、ボディに白っぽい跡が残ってしまいます。

その白い跡のことを、洗車業界では『水シミ』『ウォータースポット』などと呼んでいます。

コイツがついてしまうと、タオルでゴシゴシ拭いても落ちません。(というか、無駄にタオル傷が付くだけです)

ケミカルを使ってバフで磨いても、元に戻すのは至難の業。

特に黒い車、ものすごく目立ちます。

だから後悔せぬよう、洗車後はしっかり拭き上げをしておきましょう。

水シミやウォータースポットって何?

水滴

ちょうど上の画像のような状態でボディを乾燥させてしまうと、水シミやウォータースポットになってしまいます。

丸くて白い跡が無数にできてしまい、もう簡単には落とせません。

もしこの水滴が雨であれば、いちいち拭かなくても大丈夫です。

でも洗車した水、つまり水道水は、そのまま放置してはいけません。

なぜ?

実は水シミの原因は、水道水に含まれるミネラル分だからです。

このミネラル分が残ってしまうと白い跡がついてしまい、そのまま時間経過とともにボディに浸透していきます。

ちなみに車のボディ面は上から順に、コーティング層→クリア層→塗装→サフェーサー→ボディ(鉄板やアルミ、FRPや樹脂など)という具合に層ができています。

早期の水シミであれば磨いてコーティング再施工で済む場合もありますが、酷くなるにつれクリア再塗装、ボディカラー再塗装など手間もお金も厄介になっていきます。

水シミは、ボディーカラーが白やシルバーであれば比較的目立ちませんが、黒やガンメタ、紺などはかなり気になります。

後になって後悔しないよう、洗車したらしっかり拭き上げを行うようにしましょう。

補足ですが、鳥の糞や樹液はさらに要注意。

かなりの速度でボディーの各層を痛めますので、発見したらすぐに洗車しましょう。

水シミやウォータースポット対策1

まず最初の対策としては、もう言うまでもなく拭き上げです。

これをしないと話になりません。

暑くても寒くても面倒でも、愛車を思うなら行動は必要です。

とは言っても、できる限りの楽はしたいですよね。

そこで拭き上げするタオルに注目します。

拭き上げのポイント

普通に乾いたタオルで拭くとボディに薄傷が付くこともあり、また拭き上げに時間もかかります。

拭き上げのポイントは、ボディ全体が乾く前に、いかに早く拭き上げを完了させるか、です。

そしてプロの洗車屋さんが愛用しているのが、マイクロファイバータオル

これだとボディに傷が付きにくく、水滴も最速で吸い取れます。

吸い取りが悪くなったら絞ってまた使います。

またタオルは、①ガラス②ボディ③ホイール④タイヤ、と分けて使うと更に良いでしょう。

マイクロファイバータオルはボディだけでもOKです。

ガラスはマイクロファイバーの毛が付着するとギラつきの原因にもなるので普通のタオルを推奨、タイヤとホイールは汚れが気にならなければ一緒でも良いです。

ポイントは優先順位をつけて、いかに早く全体の拭き上げを完了させるか。

筆者はガラス→ボディ→ホイール→タイヤの順で拭き上げし、セダンクラスであれば10分程度で手早く拭き上げしてます。

マイクロファイバータオルって何?

ナイロンやポリエステルでからできている合成繊維です。

糸の細さは髪の毛の100分の1、しっかり汚れを取り、吸水性も抜群です。

洗車での用途としては、主に3つ。

  • 洗車後のボディ拭き上げ
  • コーティングやワックスの拭き取り
  • ダッシュボードなどの室内清掃

コーティイングやワックスで使用するタオルは分けた方が良いです。

ケミカルがタオルに付くことで吸水性が悪くなり、ガラスのギラつきの原因にもなります。

マイクロファイバータオルはホームセンターで気軽に買えますので、何枚かストックしておくと良いでしょう。

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水シミやウォータースポット対策2

車のボディにコーティングを施工しておくと、水シミやウォータースポットの侵食が遅くなります。

コーティングは見栄えをピカピカにするだけでなく、ボディを保護してくれるバリアのような機能もあります。

水シミだけでなく、紫外線や酸などからクリア層や塗装を守ってくれます。

コーティング施工の有無で、5年後10年後のボディの状態は大きく異なってくるでしょう。

コーティングは少々お金がかかりますが、メリットもいろいろあります。

  • ピカピカになって見栄えが良くなる
  • 気持ちの良い撥水効果を得られる
  • 汚れを落としやすくなる
  • ボディの保護機能
  • 売却時の査定アップに期待

コーティングのメリットは非常に大きいので、施工してない方はこの機会に検討してみると良いでしょう。

まとめ

まとめ

真夏の暑い日でも、洗車をしたらしっかりと拭き上げをする必要があります。

もし拭き上げをしないで水シミがボディに浸透してしまうと、もう簡単には落とせません。

最悪の場合は再塗装になってしまうと考えると、その労力や出費は多大なものとなります。

そのため洗車後の拭き上げまでは最低ラインと考え、あとは以下のことを意識しておきましょう。

  • 拭き上げをいかに楽に手早く終わらせるか
  • 水シミにならないような防御策を検討する

拭き上げに関してはマイクロファイバータオルをうまく活用することで、大きな時短につながり、また完成度も高くなります。

防御策については、ボディコーティング施工を検討するのが良いでしょう。

水シミ対策ばかりでなく、利用中の満足度や売却時のリセールバリューにもつながります。

洗車後拭かないと

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