車の査定前に洗車はすべきか?|査定士目線の見解と洗車のポイントも解説

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洗車
  • 車査定をする前に洗車をしておいた方が良いのかな?

 

  • 車をキレイにしておくと、査定ってアップするのかな?

 

  • 他に査定がアップする方法はないかな?

車の査定をするとき、多くの人はこんな思いを巡らせるでしょう。

でも実際のところ、どうなんでしょうか?

今回はこんな疑問にお答えしていきます。

 

車のブログ『くるまぶ』のサケノリです。

今回のテーマは、『車査定と洗車』です。

査定前に車をピッカピカにしておけば、良い査定も出るかもしれません。

ここは気合を入れて洗車せねば!!

・・・となる前に、本件について先にお話しさせてください。

 

まず結論を先に言いますと、洗車をしても査定は上がりませんが、サケノリとしては洗車をしておくべきだと考えます。

その理由を、査定士目線でお話していきたいと思います。

 

~この記事を読んでわかること~

  • 査定前に洗車をすべき理由
  • 洗車のポイント
  • 他に査定をアップする方法

 

サケノリって誰よ??

車のブログ『くるまぶ』の管理者をやってます。

詳しくはこちらのプロフィールをどうぞ。

 

もくじ

査定前に洗車をすべき理由

理由

 

車の査定に、洗車の項目はありません。

つまり洗車をしても、残念ながら査定は上がりません。

しかし査定前には、ある程度の洗車をしておくと良いです。

その理由をお話していきます。

 

キレイにしている車は、大事にしている証拠。

実はこれって、けっこう大事。

営業さん目線で考えます。

 

『車を大切にしている人は、きっと査定にも自信があるだろう。

だから高い査定を望んでいるはず。

しっかりセールスポイントをチェックして、高い査定を出さないときっと嫌われて他社に行かれてしまうだろう・・・。』

 

つまり、このように思わせるのが重要なんです。

逆を考えてみましょう。

一回も洗ったことがないような、中もゴミだらけの車で査定したとします。

あなたが査定する立場であれば、きっとこう思うはずです。

 

『なんだこの車、きったないなあ。

乗りっぱなしで、どうでもいいんだろうな。

どうせ査定に期待なんかしてなさそうだし、無難な金額を言っとけばいいか。』

 

こう思われたら嫌ですよね。

AIが査定するわけではないので、人に気に入ってもらえるような状態で査定を依頼する方が無難かと思います。

ただし最初に言いましたが、洗車しても査定が上がるわけではなく、人の印象が上がるんですね。

つまり過度な洗車、高級洗車や高いコーティングなどは割に合いませんので、あまりしない方が良いです。

 

あまりに汚いと放置車両と見られてしまうこともある。

放置車両は再販リスクがあります。

オイルや燃料系の循環リスク、ブレーキの固着、電装部品の不具合・・などなど。

つまりメカニカル的リスクから、査定を下げられてしまうこともあります。

査定士は見た目も大事にします。

余計な減点を防ぐためにも、最低限の洗車はしておいた方が良いでしょう。

 

洗車のポイント

ポイント

 

事前に洗車をするのをオススメしていますが、ただ洗車をするのではなく、いくつかポイントを抑えておくと良いでしょう。

 

薄いキズはコンパウンドで磨いておく。

薄いクリアキズは、コンパウンドを使うことで簡単に消せることが多いです。

キズを触ってみて、爪が引っかからない程度のものであれば、磨いておきましょう。

プロの洗車屋さんみたいに、ポリッシャーやバフは使わなくてもOKです。

市販のコンパウンドで、スポンジや柔らかいタオルで磨けば、意外と簡単にキズを消せます。

もちろんダメなキズもありますが、試してみる価値はあるでしょう。

 

各パネルの溝部分をキレイにする。

各パネルの溝には、汚れが溜まります。

特に洗車をあまりしていない車であれば、溝に汚れがつまっているでしょう。

でもタオルの角を使えば、意外と簡単に落とせます。

洗車機のブラシや手洗いスポンジ・ムートンなどではなかなか取れませんが、拭き上げする際にちょっと注力すればキレイになります。

溝部分に汚れが溜まっていると放置車両っぽく見えてしまうので、洗車する際は意識するようにしましょう。

 

タバコやペットの強烈な匂いは諦める。

ヘビースモーカーの方やペットと一緒にドライブする方。

もしニオイが強烈であれば、素人には取れません。

といいますか、プロでも厳しいです。

タバコの焦げ穴や黄ばみ、ペットの毛やシミも同様です。

ホームセンターで市販されているようなバルサン的なヤツを使っても無駄な場合が多いので、これに関しては諦めましょう。

コストと労力の無駄になります。

ただし程度によっては、試してみる価値はあるかもしれません。

 

洗車以外に査定をアップさせる方法

アップ

 

車の査定をアップさせる方法は、洗車以外にもあります。

しかしながら、即効性がある方法は少なく、どちらかというと日頃のちょっとしたことが、意外な査定アップにつながったりします。

これに関しては別の記事で詳しく解説していますので、興味があれば是非ご覧ください。

 

車の買取査定をアップさせる方法の記事はこちら。

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『車査定と洗車』まとめ

まとめ

 

今回は『車査定と洗車』について解説しました。

最後にまとめて終わりにします。

 

まず洗車をしても、直接査定アップにつながることはありません。

しかし見た目や第一印象は、人であればみな気にします。

営業さんに好印象をもってもらえるような意味で、事前に洗車をしておくと良いでしょう。

 

また洗車の際は、いくつかポイントがあります。

  • 薄いキズはコンパウンドで磨く。
  • 各パネルの溝部分は注意してキレイにする。
  • タバコやペットのニオイは、労力に合わないので諦める。

 

これから車の査定をされる方は、事前に洗車して良い商談にしましょう。

 

車の売却に関しては、こちらの記事で詳しく解説しています。

参考にどうぞ。

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