こんにちは、サケノリです。
今回は『カーリース契約中の解約は不可』というテーマで解説していきます。
内容としては、契約中の解約ができない理由、解約が例外的に認められるケースとそれに伴うリスク、中途解約を回避する方法について。
定額カルモくんを検討されている方は、一度は目を通しておいた方が良いでしょう。
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最初に少しだけ自己紹介をしておきます。
当ブログの管理者で、サケノリと申します。
本業は自動車関係の営業マンをやっています。
実際にカーリースの提案や契約などが日々の業務となっています。
カーリースのプロとして、これからもみなさんに役立つ情報を発信していきますので、よろしくお願いします。
では、内容に入っていきます。
定額カルモくんはリース契約中に解約可能?
定額カルモくんは、契約途中での解約(中途解約)は原則できません。
ちなみに、他のほとんどのカーリースでも同様に、中途解約はできません。
カーリース契約中に解約ができない理由
リース会社は、各自動車メーカーから車を仕入れています。
仕入れた車両代は、その他諸費用や税金、車検やメンテナンス費用などと一緒に、契約年須で回収していきます。
つまり、途中で解約されてしまうと債務超過になってしまうわけですね。
だから定額カルモくんや他のリース会社では、カーリースの中途解約は原則できなくなっています。
カーリースの中途解約ができる場合
解約できるパターンは2種類あります。
- 強制解約
- リース会社が認めた場合
強制解約については、全損事故や契約者の死亡などの例です。
これらの場合はリース契約が継続不可能なため、強制解約となります。
またリース会社が認めれば、解約は可能です。
認められそうなパターンとして、諸事情で免許を返納した、長期入院で車に乗れなくなった、家族構成の変化など。
カーリースを中途解約すると違約金がかかる
中途解約すると、違約金がかかります。
違約金は残りのリース料から控除される金額を差し引いて請求されるイメージです。
つまり残りの契約年数が長いほど、高額な違約金になります。
また違約金は一括請求が基本です。
カーリースの中途解約を回避する方法
中途解約を回避する方法は、主に2つあります。
- 契約後の将来性を考えて契約する。
- 最初は短い契約にしておいて、その後必要に応じて延長する。
契約後の将来性を考えて契約する
基本的にこちらが重要です。
何年この車に乗るのか?
数年先の家族構成の変化や、職場の移動の可能性などは、できるだけ考慮しておくべき。
また契約年数だけでなく、車種やグレード選びにも将来をイメージしておくと良いです。
最初は短い契約にしておいて、その後必要に応じて延長する
定額カルモくんはリース契約の延長ができます。(再リース)
リース契約を小きざみにすることで、中途解約のリスクをおさえます。
ただし契約年数を短くする程、月々のリース料は高くなります。
今回のまとめ
定額カルモくんは、カーリースの契約途中での解約は原則できません。
リース契約が続行不可能な場合、またはやむを得ない事情でリース会社が認めた場合は解約ができますが、違約金がかかる場合もあります。
また、中途解約の違約金は高額になる恐れがあります。
そのため、契約前に中途解約が起きないようなプランニングが重要だと言えます。