こんにちは、サケノリです。
この記事は、『ステップ5:車の選び方』編です。
これから初めて車を買おうとしている人、もうすぐ乗り換えを検討されている人へ、ちょっとした参考になればと思っています。
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最初に、少しだけ自己紹介をさせてください。
このブログの管理者で、サケノリといいます。
現役の営業マンで、実際にカーリースの提案や契約などの業務を行っています。
車関係の資格は主に、自動車査定士・自動車整備士・保険募集人などを保持しています。
カーリースのプロとして、良いところも悪いところも一切隠さずに記事を作成していくつもりです。
今後も、みなさんに有益となる情報をたくさん発信していきますので、どうぞよろしくお願いします。
では、定額カルモくんの世界へようこそ。
車を購入したあとの、未来をイメージすることが重要
まず結論を先に言ってしまうと、車購入後のあなたの未来を想像しておくことが重要となります。
定額カルモくんなどのカーリースは、車やグレードだけでなく、契約年数もあなた自身が決めます。
契約年数は、定額カルモくんだと1年から最長で11年まで選択することが可能です。
そしてカーリースは、契約年数を長く設定すれば、その分月々の料金が安くなります。
何の考えもなしに決めてしまうと、たいていは月々のリース料金の安さのみ重視してしまい、不必要に長い契約を選んでしまいがちです。
しかし時として、そこが落とし穴になってしまうことがあります。
なぜならどこのカーリースも、契約途中での解約は原則できないからです。
どうしても解約しなければならない理由があったとしても、解約金を支払わなければなりません。
解約金はざっくり言って残りの車両代くらいなので、消化した期間によっては非常に高額な場合もあります。
そして不要な長期契約は、中途解約のリスクが高まってしまいます。
定額カルモくんは数あるリース会社のなかでも、1年間隔で契約期間を設定できるという大きなメリットを持っています。
中途解約を回避するためには、予め未来をイメージし、あなたにとって必要なリース期間で検討するべきでしょう。
つまりリース料を考える前に、まずあなたが『どんな車に何年乗って、そしてその後はどうしたいのか?』までをイメージしておくと良いでしょう。
それでは次に、なぜ将来のイメージが必要なのか?
今度はその理由について考えていきたいと思います。
車はタイプやグレードで使用用途が異なる
リース契約前に将来のイメージを持っておくべき理由は、車のタイプやグレードで使用用途が異なってくるからです。
今買おうとしている車は、リース契約終了まで使用しているイメージができますか?
未来を想像した場合に、不便となってしまうようなことはありませんか?
例えばですが、軽自動車を10年のリース契約したとします。
軽自動車は、乗車定員が4名です。
10年の間、4人以上乗ることがなければ良いと思います。
でももしあなたが、これから家族が増えていくかもしれない環境であれば、軽自動車10年は考え直した方が良いかもしれません。
車選びとリース契約の年数は、将来性も考えて検討すると良いでしょう。
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車をタイプ別に分けて考えると、それだけでも用途がかなり変わってきます。
契約後の未来を想像し、車種やリース期間を検討していきましょう。
(主な車のタイプ)
- 軽自動車
- コンパクトカー
- ミニバン
- SUV
- セダン
- スポーツ
- 商用車
軽自動車
4人乗りで排気量は660cc以下。
重量が軽く燃費が良い。
小回りも利くので、近所の買い物に便利。
主な車は、ミラ・ワゴンR・N-BOXなど。
コンパクトカー
5人乗りの普通車。
1000ccから1500cc以下くらいまでが一般的。
近場から長距離ドライブまで、幅広く活躍できる。
主な車で、ヤリス・フィット・マーチなど。
ミニバン
7人乗り派と8人乗り派に分かれる。
排気量は2000cc~3500cc以下くらいまでと幅がある。
家族で旅行・部活の遠征試合の送迎・車中泊に便利など用途も広い。
主な車は、アルファード・セレナ・ステップワゴンなど。
SUV
軽自動車も含めれば4人から7人乗りと、車の大きさもさまざま。
4WDが多いので、燃費や小回りはそこそこ。
でもキャンプや雪山では大活躍でしょう。
主な車で、ジムニー・ヴェゼル・ハリアーなど。
セダン・ハードトップ
乗車定員は、おおかた5人乗りです。
最近はSUVやミニバンの人気で影が薄いですが、まだまだ根強いファンはたくさんいます。
一度セダンの乗りやすさを知ってしまうと、もう浮気できなくなる?
主な車で、カローラ・クラウン・シーマなど。
スポーツ
乗車定員は2~4名。
排気量は2000~2500cc以下くらいが多いが、中にはバケモノクラスもある。
既に一部のマニアしか乗らなくなってしまった感はあるが、名車が多いので生き残って欲しい。
主な車は、GT-R・86・NSXなど。
商用車
乗車定員は2(4)~。
荷物を積むことを目的としているので、シートや足回りは固く、乗り心地はあまり良くない。
車両や税金の安さから、乗用目的で購入する人もたまにいる。
N-VAN・プロボックス・キャラバンなど。
未来をイメージしてみる
(ケース1)
通勤用に小さな軽自動車のアルトでリース契約した。
月々のリース料金をなるべく抑えたかったので、契約期間は10キロ走行をギリギリ超えなそうな7年。
その翌年、縁もあり結婚、その後子供にも恵まれた。
しかし車が小さいので、子供をチャイルドシートに乗せるときは、いつも妻が頭をぶつけそうになる。
こんなに早く子供ができるんだったら、タントのような天井の高いスライドドアの車にしておけばよかった。
中途解約もできないので、仕方なく車を増やすことを検討中。
(ケース2)
中学生の息子たちが野球をやっていて、遠征試合に行くための送迎を頼まれることが多くなった。
旅行好きな大家族ということももあり、思い切ってアルファードをリース契約した。
高い車だったので最長の11年で契約、その後数年間、車は大活躍した。
しかし子供たちがひとり立ちするにつれ、旅行も行かなくなり、最近では妻が買い物で使用する程度。
小回りが利かず燃費も良くないので、毎日の買い物には不向きだった。
こうなるのであれば、契約年数をもう少し短くしておけば良かったかな・・・。
一例ではありますが、けっこうなアルアルではないでしょうか。
近い将来に環境の変化がありそうなら短いリース契約、しばらく変化なさそうであれば長く乗り続けられる車種を検討していきましょう。
今回のまとめ
今回は『車選びのコツ』ということで、契約前に未来をイメージする重要性をお話してきました。
ポイントとしては2つです。
- いま欲しい車は、将来的にも本当に必要な車なのか?
- 設定したリース期間、本当にこの車を乗り続けるのか?
リース期間を短くすれば、毎月のリース料は高くなります。
もし厳しそうな金額であれば、車種やグレード、装備やプランを見直していきましょう。
無謀なリース契約は、後々後悔してしまうかもしれません。
しっかり将来性を見据えた上で、楽しいカーライフを手に入れましょう。
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