洗車した後って、きちんと拭かないとダメなの?
いちいち拭かなくても、自然乾燥で十分だよね?
そんな疑問にお答えします。
結論を先に言ってしまうと、洗車後に拭き上げしないのは推奨できません。
一番の理由は、車のボディが『水シミ』状態になってしまうからです。
でも水シミって言われても、初めて聞く人も多いかと。
そこで今回は、水シミとは何か?またその原因とは?
さらに洗車後拭き上げしないことの、他のデメリットまで深堀りしていきます。
普段ドライブスルー洗車の後、拭かずに帰ってしまう方。
ぜひ最後までお付き合いください。
水シミとは?

洗車した後、車のボディに付いた水滴をそのまま放置すると、シミのような跡が残ってしまいます。
そして、それこそが水シミです。
「水の跡なら、タオルで拭けば取れるのでは?」
そう思う人も多いかと。
しかし残念なことに、タオルで拭いても、または洗車をし直しても、水シミは取れません。
それでも早期の状態であれば、特殊なケミカルを使用すれば、ある程度は落とせます。
しかしそのまま放置してしまうと、塗装面まで侵食してしまいます。
この状態が俗に言う、ウォータースポット。
ここまでいってしまうと、たとえボディを研磨したとしても、完全除去は厳しいか。
状態によっては再塗装になってしまうことも・・・。
水シミの原因

ここで一つ疑問が生まれます。
「水滴を放置すると水シミになるなら、雨が降ったらタオルで拭かないとダメなの?」と。
でも雨が降るたびに、いちいち拭き上げする人なんていませんよね。
実は水シミに関して言うならば、雨水はあまり気にしなくても大丈夫という考えです。
あ、別に私は洗車した人にタオルを売りたい人ではありませんよ〜 ^^;
理由は、水シミの原因にあります。
水シミは、水道水に含まれるミネラルが付着し悪化したものだからです。
だから洗車した後は、しっかり拭き上げすべきなんですね。
補足ですが、雨が降ったらなるべく洗車はすべきです。
雨が降った後の車のボディは、さまざまな汚れでいっぱい。
放置するとコーティングやクリア層、最悪塗装までダメージを受けてしまいます。
他にも鳥の糞や樹液が付着した場合も注意。
マメな洗車で、愛車をしっかりケアしましょう。
洗車後に車を拭かない、他のデメリット

洗車したあと拭かずに、そのまま自然乾燥派の方。
車が走るときの風圧で、水滴を吹き飛ばす派の方。
実はボディの水シミ以外にも、多くのデメリットが考えられます。
- ガラス(ワイパーで拭き取れるところ以外)のウォータースポットが酷くなる。
- ボディが濡れた状態だと、砂埃などの汚れが付きやすい。
- 水が垂れた後が、そのまま水垢になる。
- ドアの内側(ステップ部分)などの水滴が、そのまま水シミになる。
こんなに多くのデメリットがあります。
面倒でも、洗車したらしっかり拭き上げしましょう。
今回のまとめ

今回のまとめは下記の通りです。
- 洗車後にしっかり水滴を拭かないと、水シミの原因になる。
- 水シミは酷くなると落とせなくなる恐れがある。
- 水シミは水道水に含まれるミネラルが原因。
- 雨が降った後は、マメな洗車が大切。(鳥糞や樹液はすぐに取り除く)
- 洗車後に拭き上げしないと、ボディの水シミ以外にも多くのデメリットがある。
水シミは簡単には落ちないので、まずは付着させないことが何より大切です。
ではまた、別の記事でお会いしましょう。