こんにちは、サケノリです。
今回のテーマは、グローブボックスの中の『車検証入れ(車検証ケース)の整理』です。
車検証入れ、あなたは整理してますか?
私は自動車関係の現役営業マンです。
お客さんの車検証入れを、ほぼ毎日拝見しています。
その私が断言します。
感覚的に95%以上の方が、車検証入れの整理ができていません。
こんな車検証入れを、よく見かけます。
- 不要な書類が大量に入っていて、車検証入れが無駄に分厚い。
- 大量の個人情報が、乱雑に入り乱れている。
- グローブボックスの中でプレスされすぎて、大切な書類が車検証入れに張り付いて剥がれない。
- なぜか必要な書類が入っていない。
心当たりがある人、多いと思います。
サケノリはよく、お客さんから聞かれる事があります。
「書類を整理したいんだけど、どれがいらないヤツなの?」と。
かなりの頻度で同じことを聞かれますので、知りたい人も多いのでは?と思いました。
今回の記事作成のきっかけでもあります。
この記事を読むことで解決できる疑問点。
- 車検証入れに入っている、必要な書類と不要なもの。
- 車検証入れを整理すると、こんなメリットがある。
- 車の書類を保管するポイント
車検証入の中の、必要なもの・不要なもの

車検証入れに入っている必要・不要なものを分類すると、下記のような感じになります。
あなたも是非一度、確認してみてください。
必要なもの
- 車検証
- 自賠責保険
- リサイクル券
- 納税証明書
- 任意保険の証券
- 取扱説明書
- 保証書
- 整備記録簿
- ETCセットアップ書類
太字は必ず車検証入れで保管しましょう。
紛失すると後で困るものでです。
といいますか、わざわざ別の場所で保管するメリットが見当たりません。
ただしリサイクル券は紛失したとしても、自動車リサイクルシステムで『自動車リサイクル料金の預託状況』を印刷しておけばOKです。
納税証明書は常備せず、車検時に用意しても良いでしょう。
任意保険は最近、WEB証券が増えてきてます。
その場合は印刷して常備するか、最低でも緊急時の連絡先はわかるようにしておきましょう。
取説・保証書・記録簿は分厚くなるので、車検証入れに入りきらない場合もありますが、捨てないようにしましょう。
車を売る時の査定アップポイントになります。

不要なもの(よく入っているもの)
- 古い自賠責保険
- 古い納税証明書
- 古い任意保険の証券
- 整備した見積書・清算書
- 重量税や印紙代の領収書
- 期限の切れた整備・コーティング類の保証書
- 終了しているDM、キャンペーンチラシ、クーポンなど
これらが、車検証入れが分厚くなっている原因です。
古いもの・期限が切れているものは、捨ててダイエットしましょう。
しかし一つだけ注意点があります。
自賠責保険は、古いものでもまだ有効なものがあります。
自賠責保険は車検期日より1日以上長くする必要があり、人によっては1ヵ月近く長い場合もあります。
車検時に新しい自賠責保険を発行する際は、保険期間がかぶらないように契約します。
つまり古いものが1ヵ月近く長く有効な場合、その期間が切れるまで捨ててはいけません。
必ず保険期間を確認しましょう。
参考:自賠責保険サンプル(三井住友海上のPDFファイルへアクセスします)
車検を通したばかりの時は、特に注意してください。
その他上記に挙げた領収書・清算書・チラシ類は、あなたにとって不要でしたら破棄してください。
※個人情報の処分は、適切な処理をしておきましょう。
車検証入れを整理するメリット

車検証入れを整理することで、こんなにもメリットがあります。
- 車検証入れがスマートになり、グローブボックスに余裕が生まれる。
- グローブボックスが余裕になることで、車検証入れへのプレス力が弱まり、書類が張り付きにくくなる。
- 車検証など、必要なものが入ってないことに気付ける。
特に最後の、必要なものが入ってないことに気付けるのは大きいです。
サケノリの経験上、こんな人が非常に多くいます。
- カーディーラーなどの指定工場で車検を依頼する。
- 保安基準適合標章(保安基準適合証)がフロントガラスに貼られて納車。
- 後日車検証と車検ステッカーが郵送されてくる。
- そのまま車検証ケースに入れられずに、自宅で待機中となる。
こんな方、けっこういらっしゃいます。
酷い場合、保安基準適合標章が貼りっぱなしの人もいたり・・・。
保安基準適合標章は、フロントガラスに貼っていられる期間が、検査日から15日と決まっていますので注意しましょう。
保安基準適合標章については、こちらのブログに詳しく解説があるので参考にどうぞ。
車検の書類保管のポイント

先にも述べましたが、取扱説明書・保証書・記録簿は、分厚いので車検証入れに入りきらない場合もあります。
そのせいか、要らないと思って捨ててしまう人もいます。
でも車を売る時の査定ポイントになりますので、できれば車内で保管したいところ。
別のケースやビニール袋などを用意して保管しとくのが良いでしょう。
特に取扱説明書は、いざという時に使用する場面もあります。
例えば走行中に突然、見慣れない警告灯が表示されたら不安になります。
でも取扱説明書があれば、警告マークが何を意味するか知ることができます。
つまりこれら3点セットは、しっかりと車内で保管しておくべきでしょう。

『車検証入れの整理』まとめ

今回は、『車検証入れの整理』についてお話してきました。
最後に振り返りをしておきます。
車検証入れに入れておくべきものは、以下のものです。
- 車検証
- 自賠責保険
- リサイクル券
- 納税証明書
- 任意保険の証券
- 取扱説明書
- 保証書
- 整備記録簿
- ETCセットアップ書類
分厚い3点セットは、別の入れ物を用意すると良いでしょう。
アマゾンなどでも、いくつか便利アイテムがありますので、覗いてみてはいかがでしょうか?
今回は以上です。