- ナンバー自動読取装置で車検切れが分かるって本当?
今回は、このような疑問にお答えしていきます。
車のブログ『くるまぶ』のサケノリです。
今回のテーマは、『ナンバー自動読取装置』です。
初めて聞く人も多いかもしれませんね。
これは簡単に言ってしまえば、車検の満了日が一瞬で確認できる装置で、よく取り締まりなどで使用されます。
では、どんなふうに使われているのでしょうか?
具体的に解説していきたいと思います。
~この記事を読んでわかること~
- ナンバー自動読取装置ってどんなの?
ナンバー自動読取装置とは?
ナンバー自動読取装置が必要な理由
ナンバー自動読取装置とは、下の写真のような感じの、よく取り締まりで使われているヤツです。
見たことある人も多いのでは?
(ナンバー自動読取装置)
抜粋:国土交通省の記者発表資料より
でもなんでこんな装置が使われているのでしょうか?
実は車検が切れた状態で公道を走行している車は、全国で約20万台もあるといわれてます。
意外とあるんです、ちょっとビックリですよね。
そして車検切れの車は、安全上問題がある可能性が高いです。
そんな車が20万台もあったら怖いですよね。
だから車検切れの取り締まりは必要とされています。
では車検切れを取り締まる手段として、どのようなものがあるのでしょうか?
そのひとつとして、車検ステッカーの確認が挙げられます。
車のフロントガラスに貼られているステッカーを確認し、車検の満了日を一台ずつ確認する。
でもこれだと効率悪いですし、そもそも小さいので確認しずらい。
なかには車検ステッカーを貼ってない人や、逆に剥がしてしまう人もいます。
さらに言ってしまうと、車検切れの車は公道を走らせるとアウトですが、ただの展示であればセーフなんです。
つまり車検ステッカーの確認だと、車検切れに対する抑止力としては効果があまり期待できません。
そこで警察は、2018年より取り締まりを強化しました。
それが『ナンバー自動読取装置』の導入です。
ナンバー自動読取装置を使った取り締まり
ナンバー自動読取装置を使った取り締まりは、下記のような流れでやってます。
(国土交通省の報道発表資料より抜粋)
車検が切れていると、こんな感じで一瞬でばれてしまいます。
ナンバー自動読取装置は意外と身近にある??
ナンバー自動読取装置は、警察だけが使っているものではありません。
別名車番認識システムとも呼ばれ、主なのだとガソリンスタンドなどが商売で利用しています。
仕組みは一緒で、来店した車のナンバーをカメラが認識、車検情報と照合し車検間近であれば店舗スタッフに情報が入る具合です。
店舗スタッフはこの情報が入ったら、「そろそろ車検なので予約どうですか~」みたいな声かけをしてきます。
カメラやAIは、もはや私たちのどこにあってもおかしくない時代ですね。
『ナンバー自動読取装置』まとめ
今回は『ナンバー自動読取装置』について解説してきました。
ナンバー自動読取装置は、一瞬で車検切れを見つけることができます。
車検が切れた状態で公道を走ってしまうと捕まってしまうので絶対にやめましょう。
またナンバー自動読取装置は、主にガソリンスタンドなどの施設でも利用されています。
こちらは商売目的ですが、車検間近のお知らせをしてくれます。
つまりナンバー自動読取装置は、車検切れの取り締まりと、車検が切れないための予防としての両方で活躍しています。