こんにちは、サケノリです。
今回のテーマは『車を売るのに必要な書類|軽自動車編』です。
軽自動車の場合、名義の移転や抹消に実印は使用しません。
そのため普通車と比べると、書類の難易度はかなり下がります。
以降、軽自動車を売るための一般的な書類について解説していきますので、軽自動車の売却をされたい方はぜひ参考にしてください。
また車買取店によっては、ここで解説した書類以外にプラスαが必要になる場合もあります。
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最初に自己紹介をしておきます。
サケノリといいまして、当ブログを運営しています。
現役の営業マンで、主に車の販売・カーリース・買取査定・保険提案などを本業としています。
所持している資格は、自動車査定士・自動車整備士・保険募集人・キーパーコーティングなどです。
車のプロとして、今後も有益な情報を発信していきますので、どうぞよろしくお願い致します。
軽自動車を売るのに必要な書類
先にも述べましたが、軽自動車は実印が不要なので、印鑑証明を添えずに売却の手続きができます。
ただしなかにはイレギュラーなものもあるので、本記事で触れていない部分に関しては行政書士に確認すると良いでしょう。
基本書類を確認
- 車検証
- 自賠責
- 納税証明書
- リサイクル券
まずは基本4セットを確認してください。
もし紛失している場合は再発行が必要です。
車検証は軽自動車検査協会、自賠責保険は保険代理店または保険会社、納税証明書は市役所などで再発行できます。
リサイクル券は再発行できませんが、自動車リサイクルシステムで代用書類が印刷できます。
自動車リサイクルシステム(外部サイトへアクセスします)
必ず必要な書類(マスト書類)
- 申請依頼書
- OCRシート軽第4号様式(抹消登録する場合)
基本はこれだけで手続きができます。
OCRシートは一時抹消などで車検証を返納する場合に使います。
車屋さんに売却する場合、上記書類は用意してくれると思うので、認印を持っていけば手続きは済んでしまいます。
車検証の所有者がローン会社などの場合
- 所有権解除の書類
ローンで購入している場合、所有権がついている場合があります。
車検証の所有者欄を確認し、ローン会社などの名前になっている場合は、所有権解除の書類を取り寄せる必要があります。
ローンで購入していても、所有者があなたの名前になっていれば不要です。
引越しをしている場合
- 住民票(※)
普通車の場合だと印鑑証明を添える必要があるので、引越し歴をつなげるための書類が必要でした。
しかし軽自動車は認印で手続きができてしまうので、基本的に住民票は不要です。
ただし車検証を返納する場合は、ナンバーが登録されているところでないと手続きができません。
そのため、遠方から引越しの場合は移転抹消とい手続きをすることもあります。
そして移転抹消をする場合には、住民票が必要になります。
姓が変わった場合
- 戸籍謄本(※)
結婚や離婚で氏名が変わった場合です。
ただし普通車と異なり印鑑証明を添えるわけではないので、旧姓の認印(つまり車検証上の認印)があれば、戸籍謄本はなくても手続きは可能です。
死亡した場合
普通車と異なり、所有者の認印があれば手続きできます。
普通車の場合はかなり面倒ですが、軽自動車なら楽勝です。
今回のまとめ
今回は車を売るのに必要な書類|軽自動車編を解説してきました。
軽自動車の場合、基本的には所有者の認印一つで手続きできてしまうので、かなり楽です。
もしイレギュラーな状況下でしたら、事前に行政書士に確認しておきましょう。