この記事では、カーリースを購入しようと思っている方向けに、大手3社を徹底比較していきます。
比較ポイントを20項目に分けて解説していますので、購入前に知っておくべきところは大方おさえてあるかと。
今回比較していくのは下記の大手3社です。
- オリックスカーリース・オンライン(オリックス自動車)
- おトクにマイカー定額カルモくん(ナイル株式会社)
- コスモマイカーリース(コスモ石油)
この3社については、テレビCMや広告などでよく目にしますし、知っている人も多いでしょう。
でも実際にカーリースを購入しようと思うと、自分にとってどこが一番良いのかは、よくわからない場合が多いですよね。
なのでこの記事では、前半部分はカーリース3社の特徴を知ることができ、後半部分で各社の特徴を徹底比較していきます。
最後まで読んでいただければ、あなたにとってベストなカーリースがきっと見つかると思います。
目次
事前準備:カーリースの基本を知る
まず大手3社の特徴を知る前に、カーリースの基本を知っておくことが重要です。
カーリースには独特な専門用語が多くあり、ゼロからいきなりだと、誤った理解をしてしまうことがあるからです。
カーリースの基本は、以下の別記事で解説していますので合わせてご覧ください。
不要な人は、飛ばして次のパートへ進んでください。



大手カーリース3社の特徴
オリックスカーリース・オンライン(オリックス自動車)
オリックスカーリース・オンラインの特徴は以下の通りです。
① | 取扱車種 | 国産全メーカー・全車種 |
② | 中古車リース | 有り |
③ | 残価設定 | 有り |
④ | リース期間 | 5年・7年・9年 |
⑤ | 中途解約 | 条件有り※1 |
⑥ | カーメンテ | 一部有り※2 |
⑦ | カーリースに含まれないもの | 任意保険・ガソリン代など |
⑧ | 走行距離制限 | 月間2,000キロまで |
⑨ | 契約満了時 | 乗換え・再リース・返却・譲渡※3 |
⑩ | 車両返却時の求償 | 有り※4 |
⑪ | 申込み年齢 | 20歳以上75歳以下の申込み |
⑫ | 頭金 | 条件有り※5 |
⑬ | ボーナス払い | 設定可能 |
⑭ | クレジットカード払い | 可能 |
⑮ | ネット申込み | 可能 |
⑯ | 試乗 | 不可 |
⑰ | 下取り | 可能 |
⑱ | 自宅納車 | 可能 |
⑲ | 法人契約 | 可能 |
⑳ | 特典 | オリックスレンタカーの優待割引き |
※1 いまのりナインは7年、いまのりセブンは5年、いまのりくんは2年経過すれば違約金なしで解約可能。
※2 プランによって決められた枚数分のエンジンオイル交換クーポン、車検無料クーポンが付いてくる。
※3 いまのりナイン・いまのりセブンのみ譲渡プランに対応。
※4 譲渡プランで回避可能。
※5 いまのりセブン、いまのりナインのみ頭金の設定が可能。
おトクにマイカー定額カルモくん(ナイル株式会社)
※2020年2月6日、『マイカー賃貸カルモ』からサービス名を変更。
おトクにマイカー定額カルモくんの特徴は以下の通りです。
① | 取扱車種 | 国産全メーカー・全車種 |
② | 中古車リース | 有り |
③ | 残価設定 | 有り |
④ | リース期間 | 1年~11年(1年単位で設定可能) |
⑤ | 中途解約 | 不可 |
⑥ | カーメンテ | 有り※1 |
⑦ | カーリースに含まれないもの | 任意保険・ガソリン代など |
⑧ | 走行距離制限 | 月間1,500キロまで |
⑨ | 契約満了時 | 乗換え・再リース・返却・譲渡※2 |
⑩ | 車両返却時の求償 | 有り |
⑪ | 申込み年齢 | 75歳以下の申込み |
⑫ | 頭金 | 設定不可 |
⑬ | ボーナス払い | 設定不可 |
⑭ | クレジットカード払い | 不可 |
⑮ | ネット申込み | 可能 |
⑯ | 試乗 | 不可 |
⑰ | 下取り | 可能 |
⑱ | 自宅納車 | 可能 |
⑲ | 法人契約 | 可能 |
⑳ | 特典 | ネット割引き |
※1 プラチナ・ゴールド・シルバーの3種類から選択できます。
※2 別途乗り放題オプションの加入が必要。
コスモマイカーリース(コスモ石油)
※2019年12月16日、『コスモスマートビークル』からサービス名を変更。
コスモマイカーリースの特徴は以下の通りです。
① | 取扱車種 | 国産全メーカー・全車種 |
② | 中古車リース | 有り |
③ | 残価設定 | 有り |
④ | リース期間 | 3年・5年・7年 |
⑤ | 中途解約 | 不可 |
⑥ | カーメンテ | 有り※1 |
⑦ | カーリースに含まれないもの | 任意保険・ガソリン代など |
⑧ | 走行距離制限 | 月間1,500キロまで※2 |
⑨ | 契約満了時 | 乗換え・再リース・返却・買取り |
⑩ | 車両返却時の求償 | 有り |
⑪ | 申込み年齢 | 契約満了時75歳未満 |
⑫ | 頭金 | 設定可能 |
⑬ | ボーナス払い | 設定可能 |
⑭ | クレジットカード払い | 不可 |
⑮ | ネット申込み | 可能 |
⑯ | 試乗 | 一部店舗で可能な場合あり |
⑰ | 下取り | 可能 |
⑱ | 自宅納車 | 可能 |
⑲ | 法人契約 | 可能 |
⑳ | 特典 | コスモカードで燃料値引き |
1.取扱車種
カーリース3社とも、国産車であれば全メーカー・全車種取り扱っています。
ただし輸入車とレクサスは取り扱いがありません。
車種に関しては、カーディーラーで購入可能なものであれば、基本どれでも選べます。
ディーラーオプションやメーカーオプションなども自由に選べるので、カーディーラーで購入するのと全く遜色はありません。
またカーリースは、新車を購入するのと同様にメーカー保証もしっかり付いています。
メーカー保証の一例
- 一般保証 新車から3年または60,000kmまで
- 特別保証 新車から5年または100,000kmのいずれか早い方
取扱車種に関しては、オリックスカーリース・定額カルモくん・コスモマイカーリースのいずれも同条件です。
2.中古車リース
今回取り上げている大手3社とも、中古リースの取り扱いはあります。
ただし中古車リースに関しては少し注意が必要です。
中古車リースの注意点
- 中古車は装備や車の状態がどれも異なるので、価格の比較が難しい。
- 修復歴車の取り扱いや仕入れ時の査定レベルが不明のため、個別に確認が必要。
この記事では、基本的に新車リースを中心に解説しています。
3.残価設定
3社とも残価設定されていますが、残価率は各社それぞれ異なります。
残価は主に、以下の3要素で決まります。
- 車種
将来的に中古車としての価値が高い車種は、基本的に残価率が高くなる。
- 契約形態
オープンエンド契約の方が、一般的に残価率が高い。
- リース会社
残価はリース会社で個別設定するので、同じ車種、同じ契約形態でも残価は異なる。
残価は毎月のリース料金と、契約満了時の扱いに影響します。
基本的には、残価が高ければその分車両価格が下がるので、毎月のリース料金は安くなります。
とはいっても、残価は車を借りる側でどうこうできるものではないので、とりあえずは参考程度で良いと思います。
ただし契約形態によっては、不利な条件になる場合もあります。
オープンエンド/クローズドエンドの契約形態に関する詳細は、別記事で詳しく解説しています。


4.リース期間
リース期間に関しては、以下のとおり各社で異なります。
オリックスカーリース
- 5年・7年・9年
定額カルモくん
- 1年~11年の範囲で、1年単位で設定
コスモマイカーリース
- 3年・5年・7年
そしてリース期間を考える上で、重要なことが2つあります。
- リース期間を短くすると、毎月のリース料金は高くなる。
- どこのカーリースでも、中途解約は原則不可。
リース期間を短くすると、車両代金の分割回数が少なくなるので、リース料は高くなります。
逆に言えば、見積りしたリース料が高い場合は、リース期間を長くすることで月々の支払額をおさえることもできます。
ただし原則として中途解約ができないので、不必要にリース期間を長くするのは良くないです。
以上のことをトータルして考えると、以下のような結論が出ます。
長めのリース期間を希望
- オリックスカーリース
短めのリース期間を希望
- コスモマイカーリース
自由にリース期間を設定
- 定額カルモくん
リース期間に関しては、長くも短くも自由に1年単位で設定可能な、定額カルモくんに軍配か。
5.中途解約
どこのカーリースも、中途解約に関しては基本的に不可となっている場合がほとんどです。
やむを得ない事情で解約が認められるケースもありますが、その場合は解約金が発生します。
解約金はざっくり言ってしまえば、残りの車両代分くらいになるので、早期の解約ほど高額となります。
リース期間のところでも言いましたが、毎月のリース料を安くする目的で長期の契約をするのではなく、今検討している車に何年乗りたいのか、を重視すべきでしょう。
そうはいっても、どうしても中途解約がネックに思える人は、以下の2点を検討してみてください。
- 定額カルモくんで、契約年数を細かく設定する。
- オリックスカーリースで、解約リスクを減らす。
まず定額カルモくんは、契約年数が1年~11年の1年単位で細かく設定できます。
コスモマイカーリースは3年5年7年、オリックスカーリースは5年7年9年と選択幅が狭いのは、中途解約を考えるとリスクになります。
そもそも中途解約をしないようにしたければ、定額カルモくんが一歩リード。
オリックスカーリースは、ある一定期間が過ぎれば解約金なしで車両の返却ができます。
いまのりナインが7年、いまのりセブンは5年、いまのりくんで2年経過すれば乗り換えや返却が自由です。
中途解約のリスクを減らしたいのであれば、オリックス・カーリースが有利か。
6.カーメンテ
全部付きが選択できるのは、コスモマイカーリースのゴールドパックのみ。
定額カルモくん最上位のプラチナプランは、タイヤとバッテリーは工賃のみでパーツ代が含まれていません。
オリックス・カーリースは、決められた回数分の車検無料クーポンとオイル交換クーポンがあるのみで、他のメンテナンスはすべて実費です。
例えばタイヤやバッテリーを交換する場合、その月はリース料+タイヤ代またはバッテリー代を支払わなければならず、年間の車に対するコストが上下します。
カーメンテの手厚さで言えば、コスモマイカーリースが最強。
7.リースに含まれないもの
一般的にカーリースに含まれない一例として、以下のようなものがあります。
- 任意保険
- ガソリン代
- 洗車代
- 駐車場代
- 有料道路料金
- 事故や災害などによる修理費用
任意保険はカーリースに含めることができる場合もありますが、契約年数分の保険料が上乗せされますので、審査のハードルが上がります。
カーリースはレンタカーと違い、契約者の車庫で保管しますが、駐車場代はリース料金に含まれません。
事故などで修理が必要な場合、保険もしくは実費修理となります。
これらリースに含まれないものに関しては、おそらくどのリース会社も大差ないと思います。
8.走行距離制限
カーリース3社の、走行距離制限は以下の通りです。
オリックスカーリース | 月間2000キロまで |
定額カルモくん | 月間1500キロまで |
コスモマイカーリース | 月間500、1000、1500キロから選択 |
コスモマイカーリースは、選択した走行距離に応じてメンテナンス頻度や料金が変わります。
また直接問い合わせをすれば、月間1,500キロ以上の設定も可能です。
走行距離制限に関して、ポイントは2つ。
- リース契約満了時に距離をオーバーしていると、1キロあたり〇円で請求される。
- 必要以上の走行距離は無駄になる。
走行距離オーバーした場合の、3社の追加料金表は以下の通りです。
オリックスカーリース | 8円/km |
定額カルモくん | 8円/km |
コスモマイカーリース | 調査中 |
例えばですが、月間1,500キロで3年リース契約の場合、契約終了時点で54,000キロを超えていると、追加料金が発生します。
仮に5,000キロオーバーした場合、40,000円の請求。
余計な出費のないよう、多少余裕のあるプランで契約するのが良いでしょう。
ただし必要以上に走行距離を増やしても、今度はメンテナンス料金が高くなるだけなので無駄。
一度自分で月間にどのくらい車にのっているのか、計算してみるのが良いでしょう。
参考までに、年間走行距離の平均は10,000キロといわれています。
月にしたら833キロ。
意外と少ないんですね。
走行距離が選択できるコスモマイカーリースだと、全体の約87パーセントは月間1,000キロまでの契約となっているようです。(参考:コスモMYカーリース公式HP ご契約走行距離の比率)
月間走行距離が少ない人にとっては、距離制限を細かく設定できるコスモマイカーリースが良いでしょう。
9.契約満了後
リース契約が終わると、次の中から選択します。
譲渡プランまたはもらえるオプションのあるオリックスカーリースと定額カルモくんが有利か?
契約前に決めておく必要はないので、将来的な参考にしてください。
乗換え
新しく別の車に乗換えします。
契約中の車は、後述する返却の扱いとなります。
再リース
契約中の車両のリース契約を延長します。
月々のリース料金は以下の計算で組みなおされます。
残価+事務手数料+車検費用+メンテナンス代
返却
契約中の車を返却します。
返却時に、車の状態によっては費用を請求される場合もあります。
詳しくは、次の車両返却時の求償で説明します。
買取
契約が満了した車を、契約者が買取ります。
リースで借りていた車が気に入ったので、中古車として買い取ってしまうイメージです。
買取り費用としては、残価+事務手数料、そしてタイミング的に車検費用が必要です。
※クローズドエンド契約は買取りできません。
譲渡・もらえる
オリックスカーリースの譲渡プラン
『いまのりナイン』と『いまのりセブン』は、それぞれ契約が満了すると、そのまま車がもらえます。
『いまのりくん』は譲渡対象外です。
定額カルモくんの乗り放題オプション
軽とコンパクトカーで7年以上のリース契約の場合、『乗り放題オプション』が付けられます。
乗り放題オプションは月々500円の料金が別途かかりますが、リース契約が満了すると、そのまま車がもらえます。
10.車両返却時の求償
リース契約満了時、車の状態によっては現状回復費用を請求される場合があります。
現状回復費用の請求が想定される主な例
- 契約の距離制限をオーバーした
- 外装にキズやへこみがある
- 内装に悪臭やコゲがある
- 事故による価値低下
- リース会社が許可していない改造
これらに当てはまってしまったとしても、必ず現状回復費用が請求されるわけではないようです。
しかしながら、どうしても気になってしまう人は、先で述べた譲渡プランorもらえるオプションを成立させれば、最終的に自分の車になるので、現状回復費用の心配はなくなります。
そういった意味においては、現状回復費用の回避ができるオリックスカーリースまたは定額カルモくんはおすすめになります。
11.申し込み年齢
ほとんどのカーリースでは、申込みに年齢制限があります。
(高齢ドライバー抑制のため、と言われている)
オリックスカーリース
- 20歳以上75歳以下の申し込み
定額カルモくん
- 75歳以下の申し込み
コスモマイカーリース
- 契約満了時75歳未満
ぱっと見どれも似ていますが、ポイントは2つあります。
定額カルモくんとコスモマイカーリースは、未成年でも申し込み可能
定額カルモくんとコスモマイカーリースは、保証人を付ければ未成年でも申し込みが可能です。
免許をとってすぐに、月々定額で新車に乗れます。
そしてさらにコスモマイカーリースには、めんくるパックというサービスがあり、運転免許証と新車を一緒に手に入れることができます。
自動車教習所に通うのにも、かなりのお金がかかりますよね。
めんくるパックでは、その教習所の料金もカーリースに組み込むことができます。
まとまったお金がなくても車に乗れるのは良いですね。
コスモマイカーリースは、高齢者には不利
コスモマイカーリースは、高齢者には少し不向きかもしれません。
契約満了時に75歳未満でないといけないので、3年リースで72歳未満、5年リースで70歳未満、7年リースで68歳未満でないと申し込みできません。
12.頭金
月々のリース料が思ったより高かった場合、頭金を入れることで月額料金を下げることができます。
なので頭金を検討している人も多いでしょう。
しかし頭金を入れることができないリースもあるので、注意が必要です。
頭金を入れることができるカーリース
- コスモマイカーリース
- オリックスカーリースのいまのりナイン、いまのりセブン
オリックスカーリースのいまのりくんは頭金設定不可です。
定額カルモくんは、いずれのプランも頭金を入れることができません。
よって、短いリース期間で頭金を入れたい場合は、コスモマイカーリース一択となります。
13.ボーナス払い
ボーナス払いは、オリックスカーリース、コスモマイカーリースともに設定可能です。
しかし定額カルモくんは、頭金と同様にボーナス払いは設定できません。
よって頭金もボーナス払いも、両方を検討したい場合は、コスモマイカーリースで検討するのが良いでしょう。
ただしボーナス月は『ボーナス+月々のリース料』が請求されるので、月々定額とは言えなくなります。
月々定額にこだわる人は、定額カルモくんもアリです。
14.クレジットカード払い
今回比較している3社以外のカーリースを含めても、クレジットカード払いができるカーリースはあまりありません。
オリックスカーリースを除いては。
現在のところは口座引き落としが一般的ですが、クレジットカードにこだわる人は、オリックスカーリース一択となります。
15.ネット申し込み
今回取り上げているカーリース大手3社は、すべてネットで申し込みができます。
各公式サイトから、車種選び、見積り、審査まで完結できます。
その後も何度か電話、メール、書類のやり取りなどは発生しますが、基本は引きこもりで新車が届きます。
カーディーラーなどに出向くと、営業さんからあれこれ提案されます。
その後も電話はかかってきて「この前の件どうですか~」なんて言われるので、それが嫌な人にとってはネット申し込みが便利です。
16.試乗
新車の試乗は基本的に不可です。
ただしコスモマイカーリースのみ、一部の店舗で可能な場合があります。
最近はカーディーラーの公式サイトで、車に関するほとんどの情報を手に入れることができますが、どうしても実際の車に試乗したい場合は、コスモマイカーリースに問い合わせてみるか、カーディーラーへ行きましょう。
17.下取り
オリックスカーリース、定額カルモくん、コスモマイカーリースのいずれも下取りは可能です。
納車のタイミングで古い車を買い取ってもらいましょう。
ただし買取り金額に不満がある場合は、買取専門店で査定してもらうのが良いでしょう。

18.自宅納車
3社とも、基本的には自宅納車となります。
申し込みはネット、車はお届けしてくれるので、最近流行りの在宅ワーカーにとっては嬉しい限りです。
ただし自宅に来られるのが嫌な人は、コスモマイカーリースであれば近隣店舗での納車も可能です。
19.法人契約
法人や個人事業主の場合、リース料を経費計上できます。
車を現金で買うより処理が楽になるので、法人契約ができるカーリースはメリットが大きいです。
そして今回の大手3社は、いずれもカーリースで法人契約できます。
※法人契約の場合、頭金やボーナス払いが設定できなくなる場合があります。
20.特典
最後に各社の特典を比較していきます。
オリックスカーリース
オリックスレンタカーの優待割引。
旅先などでレンタカーを借りる場合にGOOD!
リースナブルな料金でレンタカーが借りられます。
得乗レンタ
定額カルモくん
ネット割り。
実店舗を持たずにコストカットしているので、最大で49,500のネット割引きが適用されている。
コスモマイカーリース
燃料割引き。
全国のコスモサービスステーションで割引適用。
コスモ指定のカードで給油すると、月間100リッターまで割引になる。
- ゴールドパック 5円/L引き
- シルバーパック 3円/L引き
- ホワイトパック 1円/L引き
今回のまとめ
今回は大手3社をピックアップして比較しましたが、参考になりましたか?
同じカーリースでも、リース会社によって特徴は大きく異なります。
ぜひ、あなたにピッタリなカーリースを探してみてください。
最後に今回の3社を、もう一度まとめておきます。
オリックスカーリース
- 『いまのりナイン』は9年後、『いまのりセブン』は7年後に車を自分のものにできる。
- 一定期間が過ぎれば解約金なしで中途解約できる。
- リース料の支払いに、クレジットカードが使えるレアな会社。
- メンテナンスが貧弱。オイル交換と車検の基本工賃のみで、タイヤやバッテリーなどの高額整備は付いていない。
- 選べるリース期間が5年、7年、9年と長め。初回の車検を通さない3年プランは選択肢として欲しいところ。
- 『いまのりくん』については、車はもらえず、頭金の設定もできない。
- リース契約期間中のキズやへこみなどを気にしたくない人。(いまのりくんを除く)
- クレジットカードで毎月のリース料を支払いたい人。
- メンテナンスについては、自分である程度の管理ができる人。
キズやへこみを気にせず、クレジットカード払いをしたい方は、オリックスカーリース一択。
メンテナンスは自分で管理しましょう。


おトクにマイカー定額カルモくん
- リース期間が1年から11年と、長くも短くも自由に設定できる。
- メンテナンスプランが3種類あり、手厚いメンテ派、少しでもリース料を安くしたい派、どちらも満足できる。
- プラチナメンテプランだと、メーカー保証(一般及び特別保証)の延長ができるので、長く安心して利用できる。
- 有料オプションの『乗り放題オプション』を付けておけば、リース契約満了時に車がもらえるので、キズやへこみがあった場合の追加請求も防ぐことができる。
- 1年単位でリース契約できるので、計画性のある契約をすることで、中途解約のデメリットをある程度回避できる。
- 頭金とボーナス払いを設定できないので、毎月のリース料が調整しにくい。
- プラチナメンテプランに、タイヤとバッテリーも付けて欲しかった。
- リース期間中、とにかく安心して車に乗りたい人。(プラチナメンテ+もらえるプランの組み合わせが良い。)
- 将来的な家族構成の変化にも対応できるようにしたい人。
メンテナンスプランが豊富、メーカー保証の延長が可能、もらえるプランでキズ・へこみの追加請求を回避可能、契約年数が1年単位で決められる。
リース期間中、とにかく安心して車に乗りたい人にとっては、定額カルモくんがベスト。


コスモマイカーリース
- コスモ石油が事業展開しているので、よく使うガソリンスタンドでメンテナンスなどができる。
- ネット申込では月間1,500キロ走行までしか選べないが、問い合わせすることで月間2,000キロ以上も可能。
- 『めんくるパック』で、免許を取得するための自動車学校費用までリース料に含めることができる。
- キズやへこみ、過走行などの現状回復費用に対し救済手段がない。特にめんくるパックを利用する車初心者にとっては痛いところ。
- 中途解約ができないので、突然の家族構成の変化などに困る。
- 初めて車を買う人、これから免許を取りに行く人。自動車免許までリース料に含められるのはコスモマイカーリースだけ。
- コスモのガソリンスタンドをよく使う方。いつも知ってる店員さんがメンテナンスをしてくれるし、燃料割引もあるのでお得。
- カーメンテ最強のゴールドパックが魅力。整備はすべてお任せできるのはコスモだけ。
運転免許証と車をセットでリース契約したい人にとってはコスモマイカーリースしかない。
燃料割引も受けられるので、普段コスモ系のガソリンスタンドを利用している人であれば、お得感が大きい。

